退職する時に受けるカウンターオファーを断るべき理由

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Do you manage your career carefully? Most people change jobs only a few times in their lives. However, our consultants are looking at job changes everyday. Let us share our knowledge and advice with you.

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退職する時に受けるカウンターオファーを断るべき理由

あれは私のキャリアの中でも忘れることのない出来事です。違う会社での新しい職を決め、辞職願を手に上司の部屋へ行った時、私が会社に残るなら昇給すると彼にオファーされたのです。

もしあなたがこんなことはあなたの身には起きないと思っていたとしても、そのような事態が起きた時に迷わず返答できるように準備しておくと良いでしょう。その返答はいつも「いえ、結構です。」であるべきです。このような昇給の申し出を断る方が良いと言っていることに驚きましたか?その理由はこれからお話しします…

もしあなたが、私の前回のブログ(求職者が転職前に考えるべきこと)に書いてある、“なぜ”今の仕事を辞めたいのか分析することを実施しているなら、すでにあなたのマネージャーないしはあなた自身の能力の中ではコントロールしきれない問題に気付いていることでしょう。そして、それらの問題を解決するために次のことをすでに実践しているはずです。

・もし給与が少ないと感じるなら、上司に昇給をお願いする
・もし仕事がつまらないと感じ、もっと挑戦したいと感じるなら、それをマネージャーに伝え、より広い・深い経験が出来るプロジェクトにアサインすることをお願いする
・もし長い通勤があなたの生活の質を下げているなら、週に数日の在宅勤務をお願いする

転職したいと思う理由が何であれ、それらを分析し、解決するために出来ることをすべてやったとしたら。何が残りますか?解決できない問題―契約の破綻です。それらの解決できない問題があるからこそ、あなたのキャリアに必要なものやキャリアのゴールにより合った新しい仕事を探し、見つけたはずです。それならば、上司が昇給を申し出たからと言って、その会社に残る理由があるでしょうか?

もし、前に上司に昇給を願った時にはそれを断られていた場合は、こう自分自身に聞いてみてください:「なんで私の上司は私が辞めるとなったら昇給を申し出ているんだろう?前は昇給に値しなかったのに、なんで今はこの上司は私の給料を上げても良いと思っているんだろう?」

大体の場合、それはあなたの会社での価値が急に上がったのではなく、その上司があなたが会社を去ったことによって起こる面倒を避けたい場合が多いでしょう。
ちゃんと理解してもらうために、もう一度言わせてください…それはあなたの会社での価値が急に上がったのではなく、その上司があなたが会社を去ったことによって起こる面倒を避けたいからです。

転職するというあなたの決断を揺らがせないでください。時間をかけて、退職する理由を精査したはずです。コントロールできる問題はすべて解決しようと努力したはずです。これらはそれでも解決できない問題で、だから契約を解除しようとしていたはずです。解決できない問題があったから、自身のキャリアのゴールと望みにより合う新しい仕事をみつけたはずです。エゴやおだてに乗り、あなたの決断を曇らせたり、悪い決断をしないでください。あなたはすでに上記の宿題をやったのです。違う仕事を探すために通ったプロセスに自信を持ってください。

もし、転職を考え直してマネージャーの申し出を受けようと思うなら、あなたが今の会社に残った時は(給与以外で)他に何が変わりうるか考えてみてください。転職したかった理由を一つずつ確認し、解決できない問題だったことを正直に考え直してみてください。上司からの申し出を受けたなら、それらの問題は急に魔法のように解決しますか?しませんよね。なら、上司の目を見て、ちゃんと微笑んで、その上司の申し出に対して「いえ、結構です。」と返答してください。

-リサ・クワスト、受賞本「YOUR CAREER, YOUR WAY!」著者

参照元:https://www.forbes.com/sites/lisaquast/2014/07/07/why-you-should-never-accept-a-counter-offer-when-you-resign/?sh=7159e1357314

 

2021-01-13 05:47:33

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