知識とノウハウ

あなたはご自身のキャリアについてどのくらい慎重ですか? ほとんどの人は人生でほんの数回しか転職しません。しかし、当社のコンサルタントは日々転職のお手伝いをしています。そこから培った当社の知識とアドバイスを少しこちらで皆さんと共有させてください。

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面接準備⑮:質問例10. 希望の給与額

「どのくらいの給与をご希望ですか?」

希望の給与額や現在の給与を尋ねられた場合、戸惑ってしまうのではないでしょうか。具体的な回答例を使ってご説明します。

 

  • 「今の給与はどのくらいですか?」「どのくらいの年収をご希望ですか?」等、この質問には何通りかの聞き方がありますが、答えは同じです。

回答例:

「以前の会社では、年収800万円いただいていましたが、お金は私にとっては二の次です。一番大切なことは、自分が貢献でき、成長できる場所で働くことです。御社の仕事は私のキャリアにふさわしく、得意分野を活かすことができると思っています。」

  • 現在もらっているお給料を聞かれた場合は、回答を拒否するような、「言いたくありません。」というよう答えは避けましょう。面接官は具体的な数字を知りたいと思っています。過去の給与は事実で、最終的には(給与明細を要求される時などに)知られることです。
  • 「900万円いただきたいと思っています。」などと、期待する給与を明示することを避けましょう。後のプロセスで交渉する余地を残しておくことができます。期待額を一度提示してしまうと、その数字にとらわれることことになります。高すぎた場合は、転職のチャンスを失ってしまったり、 低すぎた場合は高い給与へのチャンスを失ってしまうことになりかねません。

 

現在の給与については明示し、希望の給与は具体的な数字を出さないことがポイントです。

次回は、5年後のキャリアイメージへの回答方法をご紹介します。

2020-06-25 00:35:46

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