(Landing.Jobsの英文記事参照)
先週木曜日、私たちテックキャリアに関する素晴らしいウェビナーを開催しました。4名が、なぜ夏の時期も技術者にとって求職活動をするのに良いのか話してくれました。
そこで話された内容を一言でまとめると:
一般に、採用には年に3回ピークの時期があります:3月、8月、10月です。3月と19月はそれぞれ評価面談や大学卒業、新年度の時期ということで説明がつきますが、8月に採用のピークがあるのはなぜなのでしょうか?休暇があることから採用活動が落ち着くと想像する方もいるかと思いますが、残念ながら違います。実際は、年々求人への応募数は増えています。(2019年は29%、2020年は48%)なぜでしょうか?
確かに、新年度や夏の終わりということはこれに関係しています。ですが、コロナウイルスや、それによる「退職者の大幅な増加(The Great Resignation)」も考慮する必要があります:テクノロジー分野の人材が、コロナウイルスの影響で自分のスキルセットについて考え直し、より柔軟な職を求め、キャリアアップについて不安を感じるようになりました。
確かに通常通り休暇を取るリクルーターがいる中で、その他多くのリクルーターは夏期も働き続けます。それだけでなく、世界中のリクルーターはおそらく今年の夏期の目標をより高く設定し、承認を受けているはずです。なので、夏だからといって、採用活動は停止していないのです。
私たちの素晴らしいリーダーであるPedro Castro氏が言っているように、採用は平等ではありません。求人に最も適している候補者かどうかで採用が決まるのではなく、適切なタイミングで出会った最低限適している候補者かどうかで決まるのです。
これを知っていることで、技術者は他の候補者よりも抜きんでることができ、求人に応募し、最終的に採用される機会が生まれます。採用担当者は依然として経営陣から採用者の提示を求められており、その人数は足りていないので、そこには本当にチャンスがあります。8月に求人に応募することは、採用のピークを迎える前にスムーズな採用プロセスを確保できる良い方法です。
そしてその他の大変興味深い発言…
驚くことに、多くの企業が違う国からリモートで働く従業員を雇用することに躊躇しています。コロナウイルスがもたらした可能性のある多くの変化と、物事がより柔軟に・自由に・遠隔で行われるように進化するという感覚が一般的になったにも関わらず、多くの採用担当者は依然ローカル(もしくは少なくとも雇用に多くの制限をした)の人材を好みます。
依然として「全員が同じ時間に働かなければいけない」という考え方が人々の中に多少残っています。が、これは本当のリモートではありません。-Beatriz Agostinho、人材管理者
しかしながら、私たちはこれが進化を続けると予想しています。なぜなら、求職者はリモートの仕事を探しているからです。そしてより多くの求職者がそれを要求するようになるにつれ、より多くの企業がそれを提供しなければならなくなります。Beatriz氏が言うように、「企業は、もしより良い人材が欲しいなら、これらの要求を満たせるようにならなければならない。」のです。
いくつかの企業は依然として契約社員を雇うことに消極的である、とPedro Castro氏が言う一方で、リモートワークはこれを好転させる可能性があります。違う国から無期限の契約社員を雇うことは、1つのプロジェクトの為に従業員を採用するよりもずっと複雑です。
参照元:https://blog.landing.jobs/why-you-should-look-for-a-new-job-in-august-139b00dfded1
2021-08-10 09:13:58